28日午前2時30分ごろ、新宮市熊野地の会社経営、大畑博生さん(71)宅の2階から出火し、2階部分約60平方メートルをほぼ全焼する火災があった。発生当時、大畑さんと妻(63)、大畑さんの長男・満啓さん(37)が2階で寝ており、3人とも火事に気付いて逃げたが、満啓さんが顔に軽いやけどを負った。
現場は、熊野地会館から北西に約50メートルの場所。市
消防署から消防車7台22人、市消防団から3台59人
が出動し消火に当たった。
大畑さん宅は木造2階建て瓦ぶき延べ床面積約120平方メートルで、2階部分をほぼ全焼したほか、
敷地内に止めていた軽四貨物自動車の屋根部分を焦がした。住宅密集地で、大畑さん宅の西側および東側に隣接する民家の屋根や壁の一部が焦げた。
気象庁のアメダスによると午前3時の新宮市の気温は2・9度。西北西の風1・6メートル。風が弱かったこともあり、大規模な類焼は免れた。新宮市消防本部によると、民家火災は今年初めて。新宮警察署と消防本部が28日朝から現場検証を行い、出火原因などを詳しく調べている。
空気が乾燥
火の元に注意
新宮アメダスによると今年に入り、1日から28日までの降水量は累計33ミリ。21日に3・5ミリの降雨を観測して以来1週間、雨の降らない日が続いていて空気が乾燥している。気温が低くなると空気中に含まれる水蒸気量も減るため、火事が起こりやすくなる。関係機関は火の元に注意するよう呼び掛けている。
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民家(新宮市熊野地)の2階がほぼ全焼した |
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