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1月28日付
ピラミッドひな壇と御殿飾り
徳島・勝浦町から那智勝浦に届く
 那智勝浦町で2月1日から3月31日まで、約3000体のひな人形を街中に飾る第1回「南紀勝浦ひなめぐり」(同実行委員会主催)が開かれる。これを前に26日、ひな飾りイベントの発祥の地・徳島県勝浦町から「ひなめぐり」のために製作された高さ約1・5メートルのピラミッドひな壇と昭和40年代の貴重な御殿飾りが寄贈された。

 届けたのは、今年で24回目を迎える「ビッグひな祭り」などを行い地域の活性化を図るNPO法人(特定非営利活動団体)阿波勝浦井戸端塾の国清一治さん夫妻。「会場の都合でピラミッドひな壇は3面になったが、4面に飾るとボリュームがある。来年は四方から見られるようにしてもらえればうれしい」と話した。

 また、「最初はインパクトあるがだんだん、赤ばかりだと飽きるので青竹などで日本庭園風のものも造るといい」などとアドバイス。南紀勝浦ひなめぐり実行委の堀明弘委員長は「多くの人に見に来てもらいたい」と張り切っている。

 「ひなめぐり」は台風災害で減少した観光客を取り戻し、にぎわいのある町に復活させることを願い開催。ひな人形は駅前いざかた通り商店会(アーケード内)、バスターミナル、勝浦漁港などに飾り付けを始めており、28日の勝浦漁協魚市場で催される「まぐろ祭り」に先行お披露目を考えている。


竹炭を地域の名産に
熊野市紀和町 上川地区で住民らが試作
 竹の繁殖によって鳥獣の温床になるなど“竹害”が深刻化している熊野市紀和町上川地区(和気、楊枝、小船)で26日、間伐した竹を活用しようと竹炭作りの講習会があった。今後、住民自らが積極的に間伐材で竹炭を作ることで、竹害を減らすとともに、地区の名産として商品化を図ることで雇用を創出し、地域の活性化につなげようと意気込んでいる。

 紀伊半島大水害による河川の氾濫で大きな被害を受けた同地区。熊野川沿いや畑周辺などいたるところで竹が繁殖し、出水の際に竹が邪魔で水位の確認がしづらかったり、畑に竹が覆いかぶさることで耕作の障害になったりしている。

 地区内にある高齢者宅の木の伐採や草刈りなどに取り組んでいる、上川町づくり協議会と熊野市地域おこし協力隊が、切った竹の活用方法を検討。炭にすることで燃料や生活用品などとして幅広く利用でき、地域全体で取り組むことで竹害を減らそうと考えた。

 国の補助を受け、炭焼き窯と炭粉砕分別機を250万円で購入し、同日地区内で初めて竹炭の試作も兼ねて講習会を実施。住民ら14人が参加し、窯の製造メーカー担当者から炭焼きの仕組みや作る上での注意点など説明を受けた。

 竹炭は、木炭より多孔質で、ミネラル分を豊富に含んでいるため、米を炊く時に入れたり、消臭剤に使ったりと生活用品として用いられることが多い。また、粉砕分別機で粒の大きさを分けてそろえることで、床下調湿炭や農業用肥料などにも活用できるという。

 小船地区の新宅次郎区長(64)は「今後は、住民一人一人が竹炭を作れるようになることで、竹害を減らし、地区の名産品として商品化できれば地域活性化にもつながる」と語った。

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