日本一の起重機船が着岸
新宮港 ケーソン据え付け工事

 4100トンをつり上げる能力を有する国内最大の海上起重機船(クレーン船)「海翔」=全長120メートル、幅55メートル、高さ123・5メートル=が22日、新宮市佐野の新宮港に着岸した。同港で進められている沖合の防波堤のケーソン据え付け作業で使用するため。
 20日に入港する予定だったが、うねりがあったため2日遅れとなった。今回の据え付け作業で、防波堤2基のうち1基(延長300メートル)のケーソン据え付けが終わる。来年度に上部工・型枠設置や消波ブロックを設置し、仕上げる計画だという。
 作業では、重さ2400トン、延長約60メートルのケーソン=箱型のコンクリート製の基礎構造物=4箱を据え付ける。作業は天候が良ければ4日で終えることができるという。
 防波堤建設工事は、港内の静穏度を高め、大型船舶の岸壁利用促進を目的に平成13年度から着手した。沖に延長300メートルと150メートルの2基の防波堤を造る計画で、同16年度からケーソンを据え付けている。

ケーソンつり上げ作業を行う起重機船(新宮港)



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